私の最近の興味関心~政治経済・フェミニズム・差別~
こんにちは。
私は、このコロナ渦のなかで、最近いくつか興味のあるものが出てきました。
正確に言うと、興味というよりは〈よくわからないから勉強しないとまずいな〉というのが正しいです。自分の無知をさらすようで恥ずかしいですが、それはしょうがないです。
・政治…これは多くの人が今考えてるかもしれませんが、コロナによる影響を受けて政府の行動の遅さ、政策に関しての議論の経過を聞いててそもそもの政府の仕組みとか省庁とかそういうつながりなんとなくでしかわかってないな、と思ったのがきっかけです。
常識だろ、って言われればそれまでですが。怠惰なのは反省しています。
・経済…これも〈政治〉と重複するところがあってコロナ渦の政府の対応とか補償の際のひどい議論(お食事券とかお魚券とか、あれはほんとうにひどかったですね)を見ていて、知らないとだめだな、このままだと傍観するだけになって搾取されて終わるな、と思ったのがきっかけです。
もうひとつ理由を挙げると、学生時代にたまたま話を聞く機会があった政治の研究者?のような人の運動を最近Twitterで見て減税運動というものを知ったからです。なんでも米国では全米税制改革協議会という巨大な保守派の団体があり、税率を下げることというのが大衆的な運動となっているらしいというのを知り興味を持ちました。
私はまだ社会人のように自立して、自分の力で生計を立てているわけではありませんが、5%→8%、そして8%→10%という2度の増税を経験して、税収が増えたことによる恩恵を全く感じませんでした。学生である私にとっては1番身近な税は消費税ですが、それに関して言えば「ただものが買いづらくなった」というのみです(稚拙な意見だということは認めます)。
加えてもう一つ理由を挙げると、経済についての知識が無いと報道やグラフ・データをみたときにその正誤が判断できなくなってしまうことに危惧を感じたからです。
例えばこんな例があります
これを書いてる日の夕方くらいにトレンド入りしたのが、この「国の借金」というやつです。
これだけ見ると日本の借金やべぇという風に感じるかもしれませんが、スクロールしてみると、いろんな人が「この表現は間違っている」とか「国民一人当たりで割っても意味がない」とか「日本の対外純資産は世界一多く、全く問題ない」みたいな意見があり、どうやらこの表現に何らかの問題があることを知りました。
(私はこのトレンドで初めて対外純資産という言葉を知りました、ほんとに無知すぎですね)
そもそも私はこの時点で国債がどういうものかもはっきりとわかってませんでした。
…今はざっくりと〈利子をつけて何年かの間お金を借りること〉だと理解しています
(これでもまだ不十分だったりするかもしれないのでやはりもっと調べないといけませんが)
最終的には上の「国の借金」みたいな表現が出てきたときにほかのアカウントの意見を丸のみにせずに吟味したうえで正誤を判定しないといけないと思っています。(上の例では私は反対意見のみしか見ずに判断しています)
・フェミニズム…今度はまるっきり正反対の話題?へ。これには昔からいろいろと疑問(どちらかというと否定的な)があったのですが、最近のとある1件でちゃんとこの分野について勉強しないといけないなと思いました。
それはナインティナイン岡村隆史がラジオでの発言で炎上した件です。
私自身、正直あの発言はないと思うし、かといってラジオでの発言が切り取られる事自体にも違和感があります(意見を捻じ曲げるタイプの切り取りも過去何件か見てきたので)。
それに加えて私が疑問を持ったのはこの件に関してのいわゆるフェミニスト界隈の1部の暴走したように見受けられる人たちの発言です。
特定の人物の名指しはしませんが、はっきり言ってそのフェミニストの方の発言には一慣性がないうえに過去の地震の言動と矛盾していて、
〈叩ける人は徹底的にたたいてそいつが芸能人なら追放させるまで攻撃の手を休めない〉
みたいなゆがんだ執着を感じたんですね。
そのことがあってから
「そもそもフェミニストたちの目標は何か?」
「ナイナイ岡村を過激なまでに責めるような行為は正当なのか? 炎上やら批判を受けた人に責任はどの程度求めらるのか?」
という疑問があります。
ついでにもう一つ言うとフェミニストの人々はたびたび二次元の絵について「女性を性的に搾取している」というような批判をします。(例:宇崎ちゃんの献血ポスターやキズナアイのノーベル賞特番への出演)
私はこういった批判を見るたびに正直よくわからなくなっていたので(その一因に批判する人の感情論や論理飛躍などの論の甘さもありますが) 知識をつけようと思いました。
・差別…意識するようになったきっかけはいろいろありますが、個人的に一番大きかったのはバラエティ番組でダウンタウン浜田が黒人俳優の物まねをする際にミンストレルショーのように顔を黒塗りにしたことが大問題になって批判を浴びた件です。
ちょくちょく日本ではこういう〈日本人が外国人の物まね/設定をするとき〉に差別表現だとの批判を受けることが多いようです。ほかでいうと航空会社のCMでバカリズムが西洋人をまねるために鼻の高さを強調するように小道具をつけていたこと。
上記の件でTwitterなどで意見を見てみると、差別だと批判する人と差別だと感じない人の中で価値観に乖離があるように感じます。
なので私はまずその差別の線引きというようなものを得て、そこから自分でラインを弾いて考えられるようになりたいと思っています。
また、その反対に、たまに〈それは本当に差別といえるのか? 行き過ぎたポリコレなのではないか?〉と思えるようなものもあります。
「文化盗用」という言葉をご存じでしょうか。
私はこの言葉を、白人女性が着物を着ていたことについて、それは差別的だという反応が多数寄せられて炎上している、というような記事を読んで初めて知りました。
その記事中でのまとめかたによるところもあると思いますが、差別的だと言っているのは(日本から見て)海外の方ばかりで、当事者といってもいい日本人側からはほぼ批判的な意見が上がっていなかったのが印象的でした。
私としてもなぜ白人女性が着物を着ることが差別的で文化の登用に値するのか、全く理解できませんでした。
こういう分野に詳しくない素人だと自覚したうえでいうと、この背景にはオリエンタリズムのような思想があって、その点が批判されているのかもしれません。
とはいっても、私は他国の文化を使うこと=文化の盗用となるような図式にはどこか違和感を覚えます。
実際、他の文化を取り入れることなんてどこにでも見受けられる行動ですし(もちろん、そういった行動にしかるべき批判がなく今まで続けられてきた、という可能性もあると思いますが)。
この話題についても結局は関連する文献を読んでいかないといけない、という点につきます。
だいぶ長くなってしまいましたが、以上が最近の私の興味関心です。
図書館が利用できない今ですが、AmazonやBOOKOFFかなんかでやっすく本を買うなどして、なんかしらの方法で読んでいきたいと思います。図書館が開いてくれるのが一番いいですが。
読む際は以前記事で紹介した、松下哲也さんが言っていた、関心のあるトピックを索引でひいて芋づる式に読んでく、という方法を実践してみようと思います。
この記事のことです↓
(まずこの記事で書いてた言語哲学の本でやるのが先ですが)
要はこの記事で言いたいのはこれからたくさん本を読みます、ということです。
実際に始めたらその記録もかねて、ブログにアップしていこうと思います。
それでは