名無しの雑記

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People in the boxの新譜 『Tabula Rasa』を聴いた感想

どうも、お久しぶりです。

 

以前もこのブログで何度か私の好きなバンド、People in the boxの新譜を取り上げてきましたが、今回も先日(といっても何か月も前ですが)発売された新譜『Tabula Rasa』について感想を書いていこうと思います。

 

それではまず『Tabula Rasa』の基本的な情報を

 

ジャケット

 発売日・曲目

7th Album
2019/09/07 release

1. 装置
2. いきている
3. 風景を一瞬で変える方法
4. 忘れる音楽
5. ミネルヴァ
6. 2121
7. 懐胎した犬のブルース
8. まなざし

 

(上記の情報はすべて公式サイトのDiscographhyhttps://peopleinthebox.com/discographyより)

 

全曲好きなんですが、個人的にお気に入りはM1「装置」M5「ミネルヴァ」M7「懐胎した犬のブルース」M8「まなざし」の4曲です。私はpeopleの曲を聴くとき最初はいまいちピンとこなかった曲もあったんですがいつの間にかはまっていることが多く、今回もそのパターンでした。

 

また余談なのですが、『Tabula Rasa』の発売と同時期にpeopleの会場限定のCDも含め全曲がサブスク解禁されたのは個人的な大ニュースでした

 

当時twitterで音楽ナタリーがこのことを伝えていた時私はまず最初に自分の眼を疑いました。まさかpeopleはサブスクは解禁しないだろうと思っていたのですが、そのまさかでした笑。

 

この前後くらいから日本でいろんなミュージシャン・バンドが積極的にサブスク解禁していたのでその波に乗った、という感じなんですかね。よくわかりませんが。

 

なんにせよ、サブスクで聞けるようになったというのはうれしいことです。ミュージシャン側の意見としては「CDの衰退が~」という意見もあるのかもしれないですが、サブスクで聞けるようになることで一気にハードルが下がってリスナーが増やせるかもしれないので、一長一短というか、白黒はっきり決めづらいことではありますね。

 

私としては人に好きなバンドや曲を勧めるときにほとんどの人がSpotifyとかアップルミュージックとかで検索するのでこっちのほうが明らかに人に勧めやすくなったので嬉しいです。

 

それでは改めまして以下に感想を

①ギター色が薄れてピアノの主張が激しくなった

 peopleは『Wall, Window』あたりからピアノを使う曲が収録されるようになってきましたが、まだ当時はほとんどメインはギターを使って演奏していることが多く、ピアノで演奏するのは、ある意味サブ的な役割だったり、アレンジするときに使うといった感じでした。

 

私はこのバンドのファンではありますが、正直peopleがピアノを導入するようになってすぐの曲では「あんまりだな・・・」と思っていました。右手で簡単なフレーズ、左手でコードをべたっと弾く、波多野さんは元からピアノを習っていたわけではないと思いますのであまり弾けなくて当然だとは思いますが、これだけしか弾かないならギターで弾くほうがいいのでは?と思っていました。

 

 

ピアノを使うようになってすぐはそんな感じでしたが、段々と曲中でのピアノがちゃんとして・・・要は上手くなりました。そのことを感じたのは『Tabula Rasa』の一つ前のフルアルバム『Kodomo Rengou』収録の「あのひとのいうことには」という曲です。

 

この曲ではピアノのもコードや単純なリフを弾くだけではなく、一つの楽器としての主張を伴うような演奏に代わっていったと感じました。

 

『Tabula~』を初めて聞いた時、一曲目の「装置」を聴いた時から「この曲はピアノメインの曲か~」と思いながら曲を聴いていったのですが、アルバムを通して聴いて、「あれ、ほとんどピアノの曲ばっかじゃね?」と驚きました。前述のとおりpeopleにピアノ曲はありますが、アルバム通してピアノをメインの楽器として使用しているのは今回が初めてです。

 

このアルバムでピアノがメインで使われているのは「装置(アウトロに一瞬ギター)」「ミネルヴァ(サビと間奏のみギター)」「風景を一瞬で変える方法」 以外全曲です。

 

私は直接『Tabula~』の曲をライブで聴いてはいないのですが、ライブではピアノとギターを使い分けて演奏しているみたいですね。peopleのインスタに動画がミネルヴァのライブがありました↓

 

https://www.instagram.com/p/B2vG81SpUOt/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

 

これまでに何度かpeopleのボーカル・波多野さんは使うギターを変えたり、指弾きの使用など新たな演奏スタイルを採用してきましたが、今回も『Tabula~』で新たな試みをしているようです。

 

②音数が減り、全体的に曲が穏やか

個人的な印象ですがこのアルバムは「Ave materia」「Calm Society」らへんと雰囲気が近く、全体的に曲が静かで穏やかな曲が多いです。

 

ピアノがメイン楽器として使われていることによって、ギターで派手なリフ!! 開放弦を使ったアルペジオ!!のような要素がなくなり音数が減ったのが特徴です。ピアノも最小限のアレンジにとどまっていて、要所要所で。

そもそもピアノに開放弦なんてありませんが

 

上でなっている音が減ったことも一因だと思いますが、このアルバムではそれを支えるようにベースが弾かれています。というか単純に目立つようになりました。ドラムも相変わらず様々なテクを多用した独特なフレーズをたたいていますが、緩急が目立つようになりました。

 

音数をそぎ落としてこそいますが絶妙なバランスで曲を成立させているセンスは素直にすごいなと思いました。

 

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あとがき

 

いろいろと忙しく、発売からだいぶ経ってから感想を書くことになってしまいましたが、案外時間がたっても書けるもんだな我ながら驚きました。発売当日から何度も聞いていましたが、しばらくしてからは忙しくなったり別の曲も聞いていたりで、あまり聴かなくなっていたのですが、今日久しぶりに聞いてみたら結構いろいろと覚えていました。

 

このブログでpeopleについての感想を書くときは少なからず否定的なことを書きがちだったのですが、このアルバムに関してそういうところが全く見当たりませんでした。結構方向性が変わったアルバムではありましたが、すんなりと受け入れられるものでした。

 

そして、再度私はこのバンドの作る音楽が好きだな、と改めて実感しました。

久しくpeopleのライブには行けていないので、次にこのブログで書くpeopleの記事が「LIVE行きました」みたいなものになることを願いつつ、あとがきに代えさせていただきます。 それでは